HOMEブログ店長ブログ >エアコンクリーニングは完全分解がお勧め!(その1)

エアコンクリーニングは完全分解がお勧め!(その1)

2023/08/02
おはよう御座います!
おそうじ本舗
和歌山紀三井寺店の石井で御座います。

暑い日が続いていますね。
2023年も8月に突入しました。
昨日は私の誕生日で、54歳になりました。
和歌山紀三井寺店を開業し、8年目に突入します。
(このブログは2023年8月2日に書きました。)

当店の得意メニューはエアコンの完全分解洗浄。
上の写真のように分解してエアコンをクリーニングします。

今回のブログでは、私がおそうじ本舗に加盟してからの振り返りと、
完全分解がお勧めな理由を書きたいと思います。

2016年

私は2016年におそうじ本舗の本部の厳しい研修を受け、試験に合格し、おそうじ本舗和歌山紀三井寺店として開業しました。
当時のエアコンクリーニングは、エアコンのカバーだけを外して高圧洗浄していました。
(お掃除機能付の場合はお掃除する機械も取り外して洗浄します。)

しかしこの洗い方だと、高圧の水を当てられない箇所が多く、汚れ具合が強い場合はかなり汚れが残っていました。
汚れが残るので臭いが残る場合も多いです。

現在も、有名なダスキンさんをはじめ、ほとんどの業者さんがこの程度の分解です。
業者さんによっては、正面のパネルしか外さなかったり、ほとんど分解せずに洗う業者も存在します。

下の写真は、ある業者さんのホームページです。
言葉では「徹底的に分解」と書かれていますが、分解は添付写真の程度です。
当店の分解写真と比較して頂くと一目瞭然ですが、分解の度合いが全然違います。
これでは「隅々まで洗浄」はできません。

上の他社さんのホームページでは「ニオイ残りもゼロ!」とも書かれていますが、
「エアコンクリーニングしてもらったのに、臭いが消えていない…」という経験がある方も結構居られると思います。

当店も従来のエアコンクリーニングでいくら洗っても臭いが消えなくて歯痒い思いをした経験が何度かありました。

完全に分解しない状態で洗うので、モータや基盤など濡らしてはいけないところに水分が浸入して故障する事もありました。

これらの事から完全分解の必要性を感じていたけれど、この頃はどうする事もできず従来程度の分解でクリーニングしていた時期です。

特に10年ぐらい使われた古いエアコンほど汚れが酷く、汚れが酷いからキレイになるまで洗浄に時間がかかり、洗浄時間が長くなるから故障してしまうというリスクが高まっていました。

故障させない為に汚れが残っていても洗浄を途中で止める業者がほとんどです。
そういう業者は洗って出てきた汚れた水は見せてくれるけれど、すすいで透明になってきた水を見せてくれません。

2017年

2017年に宮崎県のおそうじ本舗加盟店さんからカバーやお掃除機能の機械部分だけでなく、ドレンパンとファンを外して洗う方法がある事を教えてもらいました。
(当時は“完全分解”と呼ばず、“ドレンパン分解”+“ファン分解”とか呼んでいました。)

私は元機械技術者なので、聞いた話を元に独学で真似てみました。
簡単な機種は分解できたのですが、構造が簡単には理解できない機種もあり、全ての機種は分解できませんでした。

2018年

2018年の11月か12月に、ハイレベル研修という完全分解を教えてくれる研修が始まりました。
私は必要性を痛感していたので、大阪研修センター(当時は新大阪駅近く)で開催された第1回目の研修に参加しました。

研修費用は税抜10万円!
高額なように思われる人も居ますが、10万円はドレンパン外し税抜3千円の約33台受注分。
それよりより完璧なエアコンクリーニングには絶対に必要な技術だと確信して受講しました。

講師は おそうじ本舗 宮崎中央店の橋口オーナー。
僕に完全分解の存在を教えてくれた宮崎県のオーナーの1人です。

本部の人が教えてくれる内容とは違い、本部の人では立場上教える事ができない情報まで含まれた濃い内容の良い研修でした。

2019年

(その2)に続く